コッシーの椅子は自作可能?100均リメイクの作り方と公式購入法
NHK Eテレの国民的幼児番組『みいつけた!』で圧倒的な存在感を放つ、青い椅子の男の子「コッシー」。お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄さんが命を吹き込むコミカルで温かい声と、どこか愛嬌のあるフォルムは、多くの子どもたちを虜にしてやみません。リビングでテレビを見ながら「コッシーに座りたい!」とおねだりされた経験を持つ親御さんも多いはずです。
子どもの願いを叶える選択肢は、市販の公式グッズを探すだけではありません。実は、100円ショップのアイテムや身近な廃材を活用して、手作りでそっくりな椅子を生み出すDIYカルチャーが子育て世代の間で定着しています。本稿では、100均グッズや牛乳パックを使った具体的なリメイク手順から、公式グッズの販売動向まで、読者の疑問を余すところなく紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:100均の材料や豆イスを使えば、総額数百円から千円程度で驚くほど完成度の高いコッシーの椅子を自作できる。
- 要点2:公式グッズの椅子は生産状況によってプレミアム化しやすいため、西松屋やトイザらスでの豆イス調達+DIYが定番の選択肢となっている。
- 要点3:牛乳パックやビニールテープを活用した工作は、耐久性を高めるひと工夫を加えることで長く安全に愛用できる。
【Eテレの主役】なぜ子どもは「コッシーの椅子」に夢中になるのか?

2009年の放送開始以来、Eテレのキッズゾーンで不動のポジションを築いている『みいつけた!』。その主人公であるコッシーは、喋って動く不思議な「椅子の男の子」です。声を担当するサバンナ高橋茂雄さんの軽妙なトークと親しみやすいキャラクター性が、未就学児だけでなく一緒に視聴する大人の心まで掴んでいます。
一般的なアニメキャラクターのぬいぐるみとは異なり、コッシーは「家具そのもの」という極めて珍しい造形をしています。そのため、子どもにとって「自分の部屋にコッシーがいる」「コッシーの背中に座る」という体験は、まるで番組の世界に入り込んだかのような強いワクワク感を生み出します。毎日の座る習慣づけやトイトレ、お食事タイムのモチベーション向上に一役買ってくれる点も、保護者から熱烈な支持を集める大きな要因です。
【100均・豆イスでリメイク】ダイソーの材料で作る「手作りパイプ椅子」の全手順

SNSや育児ブログで最も投稿数が多いのが、市販の小型パイプ椅子(通称・豆イス)をコッシー仕様に仕立て直すリメイク術です。土台となるシンプルな青い豆イスは、西松屋やトイザらス、赤ちゃん本舗などで1,000円前後の手頃な価格で入手できます。
仕上げに必要な装飾素材は、ダイソーやセリアをはじめとする100円ショップで手軽に揃います。基本となる材料は以下の通りです。
- 土台:パイプ製の豆イス(フレームが青系だと塗装の手間が省けて最適)
- 装飾テープ:ビニールテープ(青・水色・白・黒の4色)
- 座面加工用:フェルトまたはビニール製シート(水色)
- 保護用:透明のOPPテープ(梱包用透明テープ)
制作の第一歩は、背もたれ部分のストライプ模様の再現です。コッシーの頭部にあたる水色と青の縞模様を、ダイソーのカラービニールテープを均等に巻き付けることで表現します。テープの端が子どもの肌に触れて剥がれないよう、裏側でしっかりと圧着させるのがポイントです。
続いて、顔のパーツ(特徴的な目、眉、口)をフェルトやビニールテープから切り出します。目鼻のバランスが完成度を大きく左右するため、後述する型紙の活用が欠かせません。座面にはクッション性を損なわないようフェルトを貼り、すべてのパーツを配置したら、全体を透明OPPテープで隙間なくコーティングします。これにより、子どもの汗や食べこぼしによる汚れ・剥がれを劇的に防ぐことができます。
【型紙とビニールテープの極意】顔の黄金比率を再現するテクニック

「工作が苦手で顔のパーツがうまく作れない」という悩みを持つ方も少なくありません。コッシー特有の愛らしい表情を再現するには、ちょっとしたコツがあります。
専用の型紙は市販されていませんが、多くの先輩保護者が実践しているのは、自宅のコピー用紙を使った簡易型紙の自作です。番組公式サイトや手持ちの絵本、グッズの写真を参考に、スマートフォンの画面を紙に透かして輪郭を写し取ったり、パソコンから適正サイズに拡大印刷して切り抜く方法が確実です。
特に重要なのが「目の位置」と「口の角度」です。黒目の位置がほんの少し中央に寄るだけで、サバンナ高橋さんのコミカルな声が聞こえてきそうな生き生きとした表情に仕上がります。フェルトを使用する場合は、木工用ボンドではなく布用両面テープやグルーガンを用いると、凹凸が出にくく綺麗に圧着できます。
【エコ&軽量】牛乳パックで作るコッシー椅子の作り方と強度アップの知恵
「パイプ椅子を買いに行く時間がない」「万が一ぶつかっても痛くない軽い椅子が良い」という家庭には、牛乳パックを使った手作りコッシー椅子が支持されています。牛乳パックを約24本〜30本集めることで、子どもの体重をしっかり支える頑丈なスツールが完成します。
作り方の基本は、三角柱にした牛乳パックを組み合わせる手法です。ただし、空洞のまま組み立てると子どもの体重で簡単に潰れてしまいます。牛乳パックの中に丸めた新聞紙やチラシを限界まで隙間なく詰め込むことが、長持ちさせる最大の秘訣です。これにより、大人が乗ってもびくともしない強度を確保できます。
土台をガムテープで強固に六角形や四角形に固定したら、外側をダイソーの大判フェルト(水色)でくるみます。背もたれ部分も同様に牛乳パックで立ち上げを作り、顔パーツをフェルトで貼り付ければ、軽くてぶつかっても安全なオリジナルコッシー椅子の出来上がりです。
【公式グッズ販売情報】トイザらスや西松屋・通販で本物の椅子は買える?
手作りする時間がない保護者にとって気になるのが、「公式のコッシー椅子は販売されているのか」という点です。
過去には、座ると音が鳴る「みいつけた!コッシーの木製チェア」や、ぬいぐるみ素材の「コッシーのやわらかイス」といった公式ライセンス商品が複数展開されていました。しかし現在、木製タイプなどの大型公式チェアは生産終了や限定流通となっているケースが多く、トイザらスや西松屋の店頭で常時新品を見つけるのは難しくなっています。
現在公式グッズとして手に入りやすいのは、折りたたみ式の小型スツールや、座面クッション、ぬいぐるみ類です。NHKキャラクターショップや大手ECモール(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)では取り扱いがあるものの、絶版となった大型椅子はフリマアプリ等でプレミア価格が付くことも珍しくありません。だからこそ、「西松屋などで無地の豆イスを購入し、100均アイテムで自作する」という選択が、最もコストパフォーマンスに優れた現実解として選ばれています。
【コッシーの椅子】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:100均の材料だけで作る場合、予算はトータルでいくら位かかりますか?
A1:土台となる豆イスを西松屋などで約1,000円で購入した場合、ダイソー等で揃えるビニールテープ・フェルト・透明テープなどの材料費は400〜600円程度です。合計約1,500円前後でハイクオリティな椅子が完成します。牛乳パックを活用すれば、100均の材料費500円程度のみで制作可能です。
Q2:座面が破れたり、テープが剥がれてきたりした時の補修方法は?
A2:子どもの摩擦で最も傷みやすいのは顔パーツのエッジ部分です。傷み始めたら、パーツの上から幅広の透明OPPテープを再度重ね貼りするのが効果的です。フェルト座面の場合は、上から透明なビニール製テーブルクロス(100均で購入可能)を座面裏まで巻き込んでタッカーや強力両面テープで留めると、防水性と耐久性が格段に向上します。
Q3:『みいつけた!』の他のキャラクター(チョコンやスワリン)も同じ方法で作れますか?
A3:全く同じ手法で制作可能です。緑のテープを使えば「チョコン」、ピンクとリボンを用意すれば「スワリン」、黄色とメガネで「町長さん」など、色とパーツの組み合わせを変えるだけで『みいつけた!』の仲間たちをシリーズで揃えることができます。
まとめ:親子の思い出を彩る世界にひとつだけのコッシー椅子
テレビの中でいつも元気に笑っているコッシー。日々の育児に追われる中で、わが子の喜ぶ顔を思い浮かべながらテープを巻き、パーツを切り貼りする時間は、かけがえのない親子の思い出へと変わります。
完成した椅子をリビングに置いた瞬間、子どもの瞳が輝き、誇らしげに腰掛ける姿は何物にも代えがたい光景です。手作りならではの温かみと工夫を詰め込んで、世界にひとつだけの「おうちのコッシー」を迎え入れてみてはいかがでしょうか。 (出典: コッシー の 椅子(Yahoo!ニュース))