ANAの羽田ターミナルはどっち?国内線・国際線の違いと最新見分け方
羽田空港からANA便を利用する際、旅行者やビジネスパーソンが最も迷いやすいのが「第2ターミナルと第3ターミナルのどちらへ向かうべきか」という問題です。「ANAといえば第2ターミナル」というイメージが定着していますが、国際線を利用する場合は第3ターミナルから出発する便も混在しており、事前の確認を怠ると乗り遅れのリスクに直結します。
特に羽田空港の国際線運用が大幅に拡大している現在、便名や時間帯によって使用ターミナルが明確に分けられています。当日に空港の駅や保安検査場で慌てないために、国内線・国際線の決定的な違いや最新のターミナル見分け方、万が一間違えた場合のリカバリー手順を分かりやすく整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:国内線は全便「第2ターミナル」だが、国際線は「第2」と「第3」の2箇所に分散しているため便ごとの確認が必須。
- 要点2:国際線の第2ターミナルは主に午前〜夕方の欧米・アジア主要路線、第3ターミナルは深夜便や一部アジア路線・他社運航コードシェア便が中心。
- 要点3:ターミナルを間違えた際は「無料連絡バス」で約5〜10分で移動可能だが、チェックイン締切を考慮すると事前のWeb確認が鉄則。
【結論】ANAの羽田ターミナルはどっち?国内線と国際線で異なる基本ルール

羽田空港におけるANAの発着ターミナルは、「国内線か国際線か」、そして国際線の場合は「どの便(行き先・出発時刻)に乗るか」によって行き先が完全に分かれます。まずは基本となる振り分けの全体像を押さえましょう。
【国内線】
ANAの国内線は、行き先(新千歳・伊丹・福岡・那覇など)を問わずすべて第2ターミナルを利用します。羽田空港第1ターミナルはJAL(日本航空)やスカイマークなどが使用しているため、ANA国内線に乗るなら迷わず「第2ターミナル」へ向かって問題ありません。
【国際線】
注意が必要なのが国際線です。ANAの国際線は「第2ターミナル国際線施設」と「第3ターミナル」の双方から出発しています。「ANAだから第2」と思い込んで現地へ行くと、搭乗予定の便が第3ターミナル出発だったというトラブルが頻発しています。出発便のターミナル割り当ては路線やスケジュールによって厳格に決まっているため、旅程表や航空券の控えに記載されたターミナル番号の事前確認が欠かせません。
【2026年最新】羽田国際線の第2・第3ターミナル振り分けと対象便の見分け方

羽田空港の国際線キャパシティ拡大に伴い、第2ターミナル発着のANA国際線ネットワークは年々充実しています。しかし、すべての国際線が第2ターミナルに集約されたわけではありません。両ターミナルの使い分けには明確な傾向があります。
第2ターミナルから出発する主な国際線:
ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘンといったヨーロッパ主要都市便、ニューヨークをはじめとする北米路線、シンガポールや台北(松山)などアジア主要都市へ向かう昼行便(主に午前中から夕方に出発するフライト)の多くが第2ターミナルを拠点としています。
第3ターミナルから出発する主な国際線:
日付をまたぐ深夜便・早朝便(バンコク、シンガポール、ロサンゼルス行きなどの一部深夜出発便)や、ホノルル線の一部、北京・上海(浦東)など一部の中華圏路線は第3ターミナルを使用するケースが目立ちます。また、ANAの便名(NH)が付いていても、ユナイテッド航空やルフトハンザ・ドイツ航空などスターアライアンス加盟他社が機材・乗務員を運航するコードシェア便(共同運航便)は、運航航空会社が指定するターミナル(多くは第3ターミナル)からの出発となります。
もっとも確実な確認方法は、ANA公式アプリや予約確認メールに表示される「出発ターミナル:T2 または T3」の表記を当日朝にチェックすることです。機材繰りやダイヤ調整によって直前に変更される可能性もゼロではないため、空港へ向かう移動中の再確認をおすすめします。
フロア案内と搭乗手続き|チェックインカウンターの階数と出発ロビーの流れ

第2ターミナルと第3ターミナルでは、駅やバスを降りてからチェックインカウンターへ向かうまでのフロア構成が異なります。それぞれの動線を事前に把握しておくと移動がスムーズです。
第2ターミナルのフロア構造:
第2ターミナルは、1つの巨大な建物の中に国内線と国際線の両機能が同居しています。
- 2階:国内線 出発ロビー・保安検査場
- 3階:国際線 出発ロビー・チェックインカウンター・出国審査場
- 1階:国内線・国際線 到着ロビー
第3ターミナルのフロア構造:
国際線専用棟である第3ターミナルは、フロア構成が非常にシンプルです。
- 3階:国際線 出発ロビー(全航空会社共通)・保安検査場
- 2階:国際線 到着ロビー
電車・モノレールで降りる駅は?ターミナルを間違えた時のリカバリー法
空港アクセスの主軸となる東京モノレールと京浜急行電鉄(京急線)では、下車する駅名と改札口が異なります。案内表示を見落とすと誤った駅で下車してしまうため注意が必要です。
【東京モノレール】
モノレールはターミナルごとに駅が独立しています。
- 国内線・第2発の国際線 ➜ 「羽田空港第2ターミナル駅」(終点)
- 第3発の国際線 ➜ 「羽田空港第3ターミナル駅」
【京浜急行電鉄(京急線)】
京急線は第1と第2が1つの地下駅になっています。
- 国内線・第2発の国際線 ➜ 「羽田空港第1・第2ターミナル駅」(後方車両寄りの「第2ターミナル口」改札へ)
- 第3発の国際線 ➜ 「羽田空港第3ターミナル駅」
万が一、ターミナルを間違えて降りてしまった場合の対処法:
もし誤ったターミナルに到着してしまっても、焦る必要はありません。ターミナル間を結ぶ無料連絡バス(緑色の車体が目印)が約4〜8分間隔で終日巡回運行しています。第2ターミナルと第3ターミナルの間の移動所要時間は約7〜10分程度です。また、当日の航空券やeチケット控えを駅改札窓口で提示することで、モノレールや京急線を「ターミナル間移動用」として特別に無料で利用できる通行票を発行してもらえる特例措置もあります。荷物が多い場合は、最も早く出発する手段を選んで速やかに移動しましょう。
帰国時・乗り継ぎ時の落とし穴!ANA羽田到着ターミナルの確認方法
海外から羽田へ戻ってくる際、あるいは羽田を経由して地方空港へ乗り継ぐ際にもターミナルの確認が欠かせません。出発時と同様に、到着する国際線も第2と第3に分かれています。
到着ターミナルの調べ方:
国際線の到着ターミナルは、出発地の空港カウンター、あるいは機内のエンターテインメント画面・到着前のアナウンスで案内されます。ANAの公式運航状況ページでも便名を入力することでリアルタイムの到着スポットが確認可能です。
国際線から国内線への乗り継ぎ:
第2ターミナルに到着した国際線から国内線へ乗り継ぐ場合、建物内の移動だけで済むため非常にスムーズです。入国審査と税関検査を抜けた後、同ターミナル内の国内線乗り継ぎ施設を利用できます。一方、第3ターミナルに到着して第2ターミナルの国内線へ乗り継ぐ場合は、税関通過後に手荷物を持って無料連絡バス等で第2ターミナルへ移動する必要があります。乗り継ぎ時間(MCT: Minimum Connecting Time)には余裕を持ったスケジュールが設定されていますが、移動手順をあらかじめ把握しておくことでストレスなく乗り継ぎが完了します。
【ANAの羽田ターミナルはどっち?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ANAの国内線で第3ターミナルから出発する便はありますか?
A1:ありません。ANAが運航する羽田発着の国内線は、行き先や時間帯を問わず全便が第2ターミナルから出発・到着します。第3ターミナルは国際線専用となっています。
Q2:航空券に「羽田空港(HND)」としか書かれていません。どこでターミナルを確認すればいいですか?
A2:ANA公式ウェブサイトの「運航状況のご案内」またはANA公式アプリに搭乗便名(NH〇〇〇便)を入力すると、最新の出発・到着ターミナルが表示されます。搭乗日当日のターミナル変更もあり得るため、出発の24時間前以降および空港到着直前に確認することをおすすめします。
Q3:第2ターミナルの国際線ラウンジは利用できますか?
A3:利用可能です。第2ターミナル国際線出国後エリアには、ANAの最上級ラウンジである「ANA SUITE LOUNGE」および「ANA LOUNGE」が設置されています。利用基準(プレミアムクラス搭乗やスターアライアンスゴールド会員等)は第3ターミナルのラウンジと同様です。
Q4:ターミナル間の移動にはどれくらい時間がかかりますか?
A4:第2ターミナルと第3ターミナル間の移動は、無料連絡バスの乗車時間で約7〜10分、待ち時間を含めると15〜20分程度を見込んでおく必要があります。国際線の保安検査場締切時刻(出発60分前など)に遅れないよう、誤りに気付いた時点で速やかに移動してください。
まとめ:出発前の最終確認で羽田の移動トラブルを防ぐ
羽田空港におけるANA便の利用は、「国内線=第2ターミナル」「国際線=便ごとに第2または第3を確認」というシンプルな原則を頭に入れておくだけで、大半のトラブルを未然に防ぐことができます。
国際線の路線網拡充により羽田空港の利便性が飛躍的に向上した一方、ターミナルの使い分けはより細分化されています。空港へ向かう電車に乗る前、そして駅に到着したタイミングでANAアプリや予約画面を再チェックする習慣をつけ、快適でスマートな空の旅へ出発しましょう。 (出典: ana 羽田 ターミナル どっち(Yahoo!ニュース))